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森工業のよもやま話~雑学講座17~

皆さんこんにちは!
森工業、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“正しい選び方”~

「どの防水がうちに合うの?」—屋上・バルコニー・ルーフバルコニーなど、場所と使い方で最適解は変わります。本記事は代表的な4工法の特徴から、見積書の見方・失敗しないポイントまでを一気に解説。初めての方も、改修検討中の方も、これさえ読めば方向性が決まります。✨


1|まず結論:用途別のざっくり指針

  • 歩行頻度が高い(屋上庭園・バルコニー)FRP or 塩ビシート(歩行用仕様)

  • 複雑な形状・ドレンが多いウレタン塗膜(通気緩衝)

  • 広い面積・メンテ容易性重視塩ビシート機械固定

  • 重防食・長期耐久を最優先アスファルト(改質アスファルト)

迷ったら:下地状態と納まりで決めるのが正解。構造体・既存防水・雨仕舞を現調で見極めます。


2|防水の基礎知識:ここだけ押さえる

  • 露出仕上げ:防水層が表に出る。定期トップコートで保護。

  • 保護仕上げ:タイル・モルタル・砂利等で防水層を覆い耐久性UP。

  • 密着工法 / 通気緩衝工法下地に含水がある改修は“通気緩衝+脱気筒”が鉄板。


3|代表4工法のメリデメ早見表

3-1 ウレタン塗膜(密着/通気緩衝)

特長:液体を塗って連続皮膜を形成。複雑納まり◎
向き:改修全般、入隅・出隅が多い形状
強み:継ぎ目が無く“止水補修”も相性良し
注意天候依存・乾燥時間が必要/厚み管理が命

3-2 FRP(繊維強化プラスチック)

特長:硬質で耐摩耗・耐衝撃に強い。歩行多用◎
向き:戸建バルコニー、ルーフバルコニー
強み:工期短め/納まりシャープ
注意下地の動きに弱い→下地設計と伸縮目地が鍵

3-3 シート防水(塩ビ/ゴム)

特長:工場製シートを貼る。品質の均一性が魅力
向き:広面積屋上、改修、機械固定で既存の上に施工可
強み:耐候性・メンテ容易/継手は熱溶着で確実
注意立上り・端末金物の設計が品質を左右

3-4 アスファルト防水(改質)

特長:重ね貼りで層を積む重防水。長期耐久
向き:新築大屋根、重歩行・長寿命志向
強み:歴史的実績・耐久性
注意重量・熱工法の計画が必要/改修は要工程


4|雨仕舞“3大要所”を外さない

  1. 立上り:最低H=250mm目安、笠木との取り合いを確実に

  2. ドレン改修ドレンで既存管の中へ差し込み、漏水リスクを根本対策

  3. 端末金物:パラペット天端・見切りの押さえ金物+シーリングで仕上げ


5|見積書でチェックすべき項目

  • 層構成・仕様書の有無(プライマー/主材/トップ)

  • 通気緩衝・脱気筒の数量(改修時)

  • 端末金物・改修ドレン・シーリングの範囲

  • 下地補修(ひび割れ、浮き、勾配調整)

  • 仮設(足場・養生・搬入出・廃材処理)

平米単価だけで判断NG。**“何をどこまでやるか”**がコストの本質です。


6|天候と工程管理 ☔️️

  • 降雨・結露・露点を確認して施工可否を判断

  • 低温期は硬化遅延、高温期は可使時間短縮に注意

  • 試験散水赤外線カメラ(必要に応じ)で完了検査


7|よくある失敗と予防策 ⚠️️

  • 膨れ:含水下地→通気緩衝+脱気で予防

  • 端末の剥離:金物固定不足→ピッチ管理と下地補強

  • 再漏水:原因未特定のまま再施工→事前に漏水調査


防水は“材料の優劣”ではなく、下地・納まり・工程の総合設計が勝負。現地調査で最適解を見つけ、仕様書ベースで施工すれば、長く安心が続きます。まずは無料現地診断からどうぞ。️

 

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